「(仮称)徳島大空襲資料館」の整備など徳島市長へ要請
- peacenet80
- 7月4日
- 読了時間: 2分

2025年7月4日、徳島大空襲の日。とくしまピースネット80から、共同代表3名、事務局長、事務局次長3名が、遠藤彰良徳島市長を訪れ、「(仮称)徳島大空襲資料館」の整備と、徳島大空襲に関連する資料収集と体験談の記録化及びその活用について要請を行いました。
冒頭、久積育郎共同代表から、とくしまピースネット80の取り組みは、立場や考え方の違いを越えて、平和を願う人々が集まった団体であること、今回の要請に至った経緯などを交えた挨拶がなされました。
その後、田中重彰事務局長から、要請の具体的な内容を説明し、
4つの具体的な要請
1.徳島大空襲等の実相や体験を後世に伝える場、平和学習の拠点施設として、「(仮称)徳島大空襲資料館」を整備すること。
2.徳島大空襲をはじめ、戦争に関する遺品などの資料を積極的に収集するとともに、体験談の発掘、記録化を早急に行うこと。
3.広報とくしま等において徳島大空襲等の紹介を定期的に行うことともに、徳島市のホームページにおいて体験談等を閲覧・活用できるようにすること。
4.収集した戦争資料、証言記録等を平和学習のために貸出ができるようにすること。さらに、語り部の登録を行い、学校などの要望に対し、紹介を行うとともに、謝礼や交通費等の助成を行うこと。
高開千代子共同代表から要請書を手渡し、猪本百合子共同代表からは関連する資料が手渡されました。

その後、遠藤市長との意見交換が行われ、他県の状況(高松市や高知市)、今回の要請内容の重要性、とくしまピースネット80の活動などを共有、また、遠藤市長からは四国放送アナウンサー時代の「徳島大空襲」のテーマに対する思いなどが語られました。
Comments